症例_脊柱管狭窄症_80代女性
2024-06-26
狭窄症と診断され見えられた80代女性のSさん。
右のお尻から太もも膝裏にかけて強いしびれ、痛みが走ります。
また、右の鼠径部から太ももの前部膝上15cmほどのところまでにも
痛みが走ります。
長い間仰向けになることはできません。
一番つらいのは食事の支度で、台所に立っている時は休み休みしながら
なんとかしているそうです。
そうした状況で施術開始。
痛みが結構強く出ているので、普通の強さでは施術できません。
ただでさえソフトなMSTですが、ここは慎重さが必要です。
時間も短めにしたかったのですが、初回は各所の確認のため
どうしても時間がかかります。
それでも30分程度で初回は終了。
施術後のSさんの感想は、「少し軽くなったみたい」ということでした。
最初の数回は詰めた通い方になることを説明し了解のもと次回へ。
2回目以降も軽めの施術を繰り返し、そうして2週間後。
初めの頃に痛みがあってできなかった足のけん引もできるように
なりました。
食事の支度も休憩する時間が短くて済むようになりました。
痛みも軽減してきています。
「全体として良くなってきているのがわかり、これで良くなれる希望が
持てます。」と笑顔で答えてくれます。
そうして、3か月半。
今では痛みもなく外出できるようになりました。
食事の支度も痛みなくできています。
念のため休憩はしているようですが、私生活上での痛みは全く無くなったと
喜んでくれています。
まだ、耐える力が弱いので無理まではできませんが、今後はそういった力も
ついてきます。
「歳が歳だけにもうあきらめていました。でも、先生のことを信じて頑張って
本当に良かったです。ありがとうございます。」とSさん。
僕もお力になれたことがこの上ない喜びです。
施術家として至福の言葉をいただき、こちらこそありがとうございます。
症状を安定させるためにもう少し頑張りましょうね。