症例_頸部のコリ_30代男性

2024-06-22

首を痛めて首と肩のコリがひどいと言って見えられた30代男性のMさん。
2週間ほど前に一度痛めた後は2、3日で回復したとの事。

しかしすぐに元に戻り、その後は回復することなく徐々に悪化していったと
いうことです。

初回来院時の状況は、左右に向くことがほとんどできません。
左右の首筋に大きな痛みが走ります。

上には向けましたが下には可動制限が大きくかかりました。
そういった状況の下、施術開始。

今回、Mさんの症状は当院では筋肉のゆるみが原因で起こる痛みと
とらえました。

いわゆる「寝違い」の類に入ります。
これは3~5回の施術で改善でるものです。

30分ほどの施術後、可動域も増え痛みも半減しました。

施術時間が長くかかりすぎたため、翌朝はかなり痛みが出る可能性が
あることを伝え初回は終了です。

そうして翌日。
やはり朝の痛みがかなり強く、お昼過ぎまで影響があったようです。

そういったことを踏まえ、2回目の施術はかなり軽めにして終了。
10分もかかりませんでした。

3日後に3回目の治療です。
お話を聞くとかなり楽になり、初回来院時を10としたら今は2くらいということでした。

今回も前回同様に軽めの施術で終了です。

基本的にはフェードアウトできる状態になりましたが、ご本人の希望により4回目の
予約を入れて帰られました。

当初の予定通り3~5回の施術で終わりそうでMさんも喜んでおられました。

実はMさん、とある総合病院で理学療法士をされています。

「仕事上お恥ずかしいのですが、自分ではどうにもできなくて来ました。
宜しくお願いします」と非常に恐縮していました。

「私としては、ある種同業の部類に入る方に選んでもらえてうれしいですよ」と
お伝えすると「そういってもらえるとありがたいです」と笑っておられました。

いずれにせよ次回4回目で終了の予定です。
お仕事もバリバリこなせるようになります。

お互い患者さんに喜んでもらえるよう頑張って参りましょうね。