症例_手足の冷え_80代男性
2022-07-27
両手足の冷えでお悩みの80代男性のSさん。
かなりきついそうで、靴下の二枚履きは当たり前で両手は常にわきの下に入れ、
腕組みして温めていなければならない程です。
ひどい時は痛みも出てくるそうで、実際に触ってみると氷のような冷たさでした。
しばらく触っていても一向に温かくなりません。
かなり頑固そうです。
施術は通常の通り、全身を整え循環器系を意識しながらまわしていきます。
手足へのアプローチは指の間の筋肉が固くなっているので緩めるようにしていきます。
そうして20分。
感想を聞いてみると少し暖かくなった気がすると不思議がっていました。
初回はここまで。
2回3回と同様に施術をしていき2週間後。
家にいても冷えが気にならない時間が増えていきました。
腕を組むポーズも少しだけ減ったようです。
そうして2か月後。
まだ、珠に冷えが出ることがあるようですが、それもほとんど無くなり、
さらに1か月もすると全く冷えを感じることが無くなりました。
Sさんも「どうしたもんだか・・・」とあきらめていたそうですが、「年に関係なく治るんですね・・・」
と喜んでくれました。
来院当初のあの手足の冷えは、ちょっとびっくりするほどのものでした。
手足の肌色も薄いどす黒い紫色のよう感じでかなりきつそうなのがすぐにわかりました。
それでも、1,2週間ほどで血色がよくなってきたことで、Sさん自身も良くなれると
思っていただいたこともあり、その後の改善は順調にいったと思います。
基本的にはもう戻ることはないと思いますが、ほかの個所の施術が残って
いますので引き続きケアしてまいります。
いずれにしても本当に良かったです。
他の個所も同様に良くしていきたいと思います。