症例_肩こり_40代男性
2020-02-22
重度の肩こりで見えられた40代男性のKさん。
もう20年来の肩こりだそうです。
数十年来の肩こりをお持ちの方は、大抵の場合アン・マッチの状態の方が多いです。
アン・マッチの状態とは、実際の筋肉の状態と本人が感じている凝り感とが一致して
いない状態の事。
Kさんも御多聞に漏れずその状態でした。
本人が感じている以上に筋肉の状態は良くないのです。
本人曰く「常に凝り感があり、何をしても取れない感じ」だそうです。
頭痛とかの副次的な症状はないとの事。
とにかく肩と首がつらいと訴えます。
早速、施術開始。
アン・マッチの状態の方の特徴として、凝っていると訴えている筋肉に
直接的なアプローチをかけても、「効く」という言葉が聞かれません。
それを踏まえて、施術を続けます。
凝り感を訴えている遠位部から徐々に、そして優しく優しく筋肉を緩めて
いきます。
その後、全体的に体幹を整え施術後も効果が残るようにしていきます。
そうして20分後。
Kさん、ちょっとびっくりしたように「今までとは違います。背中の張りがかなり取れました。
首も楽になっています。」言いました。
初回からいい結果が出ました。
その後、回数を重ねるたびに症状が改善し、一月後には8割方改善し2月半後には
あれだけしつこかった肩こりも、ほとんど感じなくなるまでに改善しました。
Kさん、毎日お仕事だけで2万歩ほど歩くそうです。
つい先日まで3万歩以上歩いていました。
そのためメンテナンス期間は2週間ですが、これを1か月開けられるように頑張りたいと
おっしゃいます。
とりあえず、当初の希望はかなえられひと段落です。
今度は、そこを目指して頑張りましょう。