症例_顎関節痛_40代男性

2025-12-21

顎を痛めてみえられた40代男性のMさん。

食事中に突然右あごが「がきっ」と言う感じで引っかかり、
激痛が走りました。

2、3日様子を見ていたのですが、違和感が抜けないのと
口をあける時に可動制限が残っていました。

そして、今朝の食事中に同様な感じで痛みが走ったので
来院されたとの事です。

発痛箇所の押圧痛はありません。
初見時は右顎可動制限と強い違和感です。

さて、20分程度の施術後、可動域は40%⇒60%、
違和感は10⇒4へと改善されました。

あとは、お家での過ごし方が問題です。

注意点を説明しそれを徹底することの重要性を理解して
もらい初日の施術は終了です。

そして二日目。
痛みは出ていませんが可動制限はあまり変わっていないとの事。

咬筋だけでなく頭骨・頸椎を緩めていきます。
10分後。

初回施術後より明らかに可動域に違いが出てきました。
Mさんも「あれ?一気に楽になった気がする・・・。」と不思議顔。

そして数日後。

「通常の食事では違和感は無くなりました(笑)」との事です。
それからひと月ほどで大きなおにぎりをほおばることもできるようになりました。

現在、肩こりのメンテナンスで来院されていますが、あごの方はばっちりのようです。

たまに僕の方で聞いてあげないと忘れているようで、「あ-、そうでしたね。
でも、大丈夫ですよ(笑)」と軽く流されています。

あまり舐めない方がいいんですけどね(苦笑)