みらくる的考察_腰痛 Vol.4
2019-11-12
みらくる的考察腰痛偏は今回でラストです。
四つ目の腰痛が脳の誤認識によるものですが、これはかなりイメージ
しづらいと思います。
腰周辺に痛みの原因がないのに、脳が間違って痛みがあると認識してしまう
もので、色々なことが原因と考えられます。
基本的にはストレス等、心因的なものによるものでしょう。
そして、このケースは全く何もないところからいきなり脳の誤認識が発生する
わけではありません。
はじめは、何らかの問題があって痛みが発生していたと考えています。
それが、時間の経過とともに自然とその原因は解消され、本来であれば痛みは
消えるはずなのに、脳だけが痛みを感じている状態になってしまった。
MSTでは、このように考えています。
股関節のところで話した85%が原因不明の腰痛の多くが、股関節が原因と
お話ししましたが、その残りのケースに脳の誤認識が含まれると考えています。
脳の誤認識のケースでは、体全体を整えることにフォーカスします。
MSTの神髄ですね。
体全体から脳にアプローチをかけ、脳の活動を正常な状態に導く。
この辺の説明は別途MSTについての説明を設けますので、それまでお待ち
ください。
MSTをすることで、体の異常な状態が正常な状態へと変化すると考えていただ
ければ結構です。
ここでいう「体」には、当然、脳も含まれます。
というか、脳へのアプローチがメインなので、脳を正常にすることは得意中の
得意種目なのです。(ただし、完全な精神疾患については除きます。将来的に
は希望は持っていますが、今現在においてその効果は実証されていません。)
以上、股関節からくるものも含め、腰痛についてはいずれかのカテゴリーに振り
分けることができ、それぞれにおける対処をすることで腰痛は改善できます。
どこに行っても良くならない腰痛でお困りの方は、ぜひ一度ご連絡ください。
「もっと早く来ればよかった」と思わず言っちゃいますよ(笑)
先日も患者さんに言われました (笑)