症例_右足小指の痛み_60代女性

2025-05-26

右足の小指の外側が痛いと見えられた60歳女性のSさん。
病院で異常なしと言われたものの歩く時の痛みが引かず当院へ。

一か月ほど前からのようで、歩く時以外に圧痛もあります。
見た目は腫れや赤みもなく問題なさそうです。

内反小指や巻き爪という事もなさそうです。

さて、15分ほどの施術後、痛みは減ったものの半分程度と言った感じです。
初回はここまで。

その後、施術を重ねる毎に良くはなっていくものの、こちらの想定している回復
曲線に中々乗りません。

当初よりは改善しているのですが、最後の部分が次に来院される時に痛みが
戻ってしまいます。

そこで、自律神経を整えることにフォーカスしてみました。

施術後はいつものように痛みは消えました。
問題は次回来院時です。

一週間後、痛みが減っていました。
Sさんも「先生、何やったの?」と苦笑い。

「何やったの?って、失礼な。
施術に決まっているじゃないですか(笑)」と僕が言うとSさんも笑っていました。

それからひと月。
右足の痛みは完全に取れSさんも喜んでくれています。

「こうやって痛みが取れてしまうとあれはいったい何だったの?
と思ってしまいます。なんか自然と良くなっていったわよねぇ・・・」とはSさんの言。

「いやいやいや、自然とではないでしょ。僕が良くしたんですよ(笑)」と僕が言うと、
「ハハハ、ごめんなさい。そんなんじゃないのよ。もちろん先生が良くしてくれたのは
わかっているけど、不思議な感じがしているだけなのよ、ふふふ。」とSさん。

まぁ、こういうこと言われるのは珠にあるのでいいんですけど、なんかずっこけ
ちゃうんだよなぁ・・・