症例_股関節痛_60代男性

2024-11-04

変形性股関節症と病院で診断された60代男性のCさん。
半年少し前の事です。

その後、筋膜リリースを数回受けて痛みが無くなりました。

ところが、1か月もすると痛みが再発。

右側お尻の真横(大転子)と内ももが痛くなり、さらに右足指先にしびれが出て
歩くのも不自由なくらいにまでひどくなりました。

そこでまた筋膜リリースをする施術院へ。
今回は多少痛みが引いたものの前回ほど回復に至りません。

そこで当院へ来られました。

色々とお話をすると、元々慢性的な腰痛が毎年秋口になると出るようで、
数年前に病院でヘルニアと診断されたそうです。

ヘルニアの治療は特にしていなかったとの事。

以上を踏まえ施術に入ります。

通常の施術後、ほとんど変化はありませんでした。
翌日2回目の施術です。

今回からヘルニアの施術を入れていきましたが、施術の出力を通常であれば「10」
必要なところ、腰の痛みが出るので「1」くらいまでしか施術できませんでした。

そうして3回ほどの施術を終えた数日後、太ももの内側の痛みが減ってきた気が
するということです。

右足の指先のしびれはほとんどなくなりました。
施術出力は少しずつ入れられるようになり「3」くらいまでになりました。

そうして3週間。

施術出力は完全に入れられるようになり、足先のしびれとうち太ももの痛みは
無くなりました。

大転子の痛みもほとんど消えました。

継続的な施術は必要ですが、内臓疾患により病院に入院するということで、
股関節と腰椎ヘルニアに関する施術は一旦休止となります。

元々内臓疾患で入院していたものの、股関節の痛みがひどくなりその治療を
優先して退院したとの事です。

それで、股関節の状態が良くなったので今度は内臓を良くしてきます、と言って
帰られました。

初来院から一か月後の晴れた日の事でした。