症例_むち打ち_20代女性
2023-02-15
首を痛めたと見えられた20代女性のMさん。
朝、会社に行くときに道路で滑って後頭部を打ってしまいました。
会社に行ったもののだんだんと首が痛くなり、むち打ちのような
感じになってしまいました。
仕事帰りに来院された時には首は上下左右全く動かせません。
痛みもかなり強く出でいます。
早速施術に入ります。
まず頸椎のずれを直します。
前後のずれが出ていることが考えられましたので、首の後ろにアプローチをかけます。
すると前後の可動域が増えました。
20%程度でしょうか。
そして左右の可動域を広げるために首周りの筋肉を緩めていきます。
がちがちに固まっていました。
そうすると左右の可動域が10%ほど拡がりました。
さらに肩甲骨周りの筋肉も緩めます。
同じくガッチガチです。
ここを緩めることで20%程度の拡がりができました。
最後に鎖骨周りの筋肉を緩めると左右前後の可動域が
さらに10%ほど拡がりました。
初日はここまで。
遊びができたことでかなり楽になったようです。
自宅での過ごし方、特に首の痛みを出さないようにする
方法などをアドバイスして終了です。
そして二日目。
来院時は昨日よりは楽だけれども、施術直後よりは痛みが
戻ってしまったとの事。
前日と同じように施術をします。
二回目の施術後はほぼほぼ50%程度の回復まで来ました。
三回目終了時で7割程度。
五回目の時にはほぼほぼ可動域は回復しています。
痛みも普段の動きで多少感じる程度との事で、フェードアウトできる
状態には作り上げることができました。
もう少しケアは必要なのですが、本人の希望もあり様子見で終了としました。
その後二週間が経過し、音沙汰がないということは問題なさそうです。
皆さんも気を付けてくださいね。
むち打ちは結構つらいですからね。