【コラム笑門来福】病院が先?それとも・・・

2025-04-08

当院へのお電話でたまにあるのが、「○○の痛みがつらいんですが、先に病院へ
行った方がいいのでしょうか?」といった問い合わせです。

みらくるではそのようなお問い合わせには、「まずは先に病院に行ってください。
診断後、治療方針が合わなかったり(薬を使いたくない、手術をしたくない等)、

症状の改善が見られない場合に当院へ改めてご連絡いただけるといいと思い
ます。」とお答えしています。

なぜ、このような形をとるかというと理由は以下の通りです。

まず第一に、西洋医学的観点から診て体の状態を客観的に把握できる
事が上げられます。

この事により、どこが悪いのか?どこを良くしていけばいいのか?が対外的に
明らかになります。

これはお医者さんだけでなく患者さん自身にも影響を与えます。

自分の体の状態を把握できるので、良くするためにするべきことが
明確になります。

そして、医学的見地が示されることで権威的な力が患者さんに働き
かけます。

一種のプラシーボ効果とでも言いますか・・・。

「お医者さんが言っているから・・・。」とか、「レントゲンでこうなっている
から・・・。」とか、そういったことです。

それだけでなんとなく良くなった感じがするものです(笑)
そして、目標が定まるので改善意識が高まります。

第二に経済的な問題です。
病院は保険がきくので、そこで良くなるのなら一番安く済みます。

病院で良くなる症状であればそれほど治療期間が長くなることは多くない
はずです。

そして、もし良くならずに代替治療へ移ったとしても、西洋医学での治療結果が
出ているため、多少効果が出ない時期があっても腰を据えて代替治療を続け
ようとする精神的な安定感が生まれ、根気よく続ける可能性が高くなり改善へ
とつながり易くなります。

これは非常に重要で、ジプシー(彷徨い歩く)になる確率が減ります。
良い治療法はないか彷徨い歩く現象のことです。

ジプシーに陥らないことが効率よく改善させる一番の方法です。

病院に行かずに先に代替療法をやってしまうと、施術効果が現れる前に疑心暗鬼に
陥り、「やっぱりお医者さんに診てもらった方が・・・?」と言った疑念が生まれます。

これは患者さん自身だけでなく周りの方、特にご家族の方が思うようになり、その影響で
患者さんも自信が無くなっていくのです。

そうすると施術効果も薄れ結果も伴わくなり途中離脱してしまう方が出てきます。

せっかく効果が出始めても、「病院に行けばもっと早く良くなるのではないか?」といった
事が頭の中を支配してしまうのです。

先に病院で診てもらっていればこういったことは無くなります。

以上が先に病院で診てもらった方がいいという理由ですが、大前提として次の代替療法に
「みらくる」を選んでもらうという事をお忘れなく(笑)