症例_交通事故による首と腰の痛み_70代女性

2020-02-19

交通事故で痛めた首と腰の痛みが取れないと見え
られた70代女性のMさん。

半年ほど病院に通ったものの症状が固定化したとの事。

家事をするのもままならず、夜は首肩の痛みで寝られ
ない日が続いています。

年齢の事もあり半分あきらめていましたが、藁をも
すがる気持ちで当院へ。

来院された時の表情は暗く、不安が一杯といった感じです。

施術前にMSTの可能性についてしっかりとお話し、少しでも
不安感を取り除いてから施術に入ります。

そして、「ゆらゆら、すりすり」する事20分。

施術後の痛みはかなり減ったようで、きょとんとしています。

来院時に見せていたあの不安げな表情は、驚きの表情に代わって
いました。

初日はここまでです。
やってはいけないことをしっかりとお話して終了。

帰る時には笑顔が出るようになっていました。

そして、2回目。

来院時のお話では、「腰は以前より楽になりました」
と、喜んでおられました。

でも、首・肩周りの朝の痛みが結構強いとの事。

さらに、腰も継続しての立位や歩行も痛みが出てくるよう
です。

初回と同じように「ゆらゆら、すりすり。」

20分程の施術後はやはり「楽になりました」と喜んで
帰っていただきました。

そうやって4回目の来院時。
入って来た時から、表情が違います。

「ぴかりん」と輝いています。

玄関を開けてからの第一声。

「先生!朝が楽になりました!
あれだけつらかった首と腕の痛みが全くなかったんです!」

そういって嬉々として入って来ました。
僕もその勢いに圧倒されるほどです。

が、この気持ち、痛いほどわかります。
だって、もうほとんどあきらめていたのですから。

「死ぬまで治らない」と、大げさでなく思っていたのですから、
この反応は当然と言えば当然なのですよね。

それほどつらかったという事です。
僕も本当に良かったと思いました。

でも、本当に良かったのですが、問題はこれからです。

焦ることなく、無理をしないで体を作り込んでいくことが
大切です。

今後も継続的な施術が必要ですが、光明が差したことで
俄然やる気が出てきたとの事。

ゴール目指して頑張ってまいりましょう。