みらくる的考察_肩こり Vol.1

2019-10-22

皆さん、肩こりは治らないものだと思っていませんか?

確かに、西洋医学的な考え方では治らないと言えるでしょう。
では、みらくる的に考えた場合はどうか?

答えは、「治るか治らないかといった問題ではないので答えられない」
となります。

結論を申しますと、どんな健康な人でも無理をすれば肩はこります。

でも、健康な人は、お風呂に入って、ゆっくり休んで、ゆっくり寝れば、
翌日には肩こりは良くなっていて、また頑張れる状態になります。

つまり、肩こりは「現象」であって、病気ではないので、治るとか治ら
ないという問題ではないという事です。

もっと分かり易く言うと、「捻挫をしない足首を作れない」のと同じ
ことなんです。

問題は、慢性的に肩こりを持っている方たちです。
そのような方たちはそんな簡単に肩こりは良くなりません。

むしろ、どんどん悪化していっています。
(これについては、後程説明いたします。)

みらくるでは、この慢性的な肩こりを持っている方たちを、前者の
方たちのように休めば良くなるという状態にすることができます。

残念ながら、肩がこらなくなるという状態は作れません。

ですが、休めば良くなるという状態ができることで、今までの不快な
症状が一気に改善されていきます。

常に首・肩が重たい感じ、頭痛、眼の奥の痛み、注意力散漫等、肩こりが
原因と考えられる様々な不調は改善されて行きます。

では、「肩こりとはどういうものなのか?」「どうやって良くしていくか?」
についてお話したいと思います。


肩こりは揉んだり叩いたりしていては治りません。

もう少し丁寧に言うと、「その時は楽になりますが、肩こりの原因を取り
除けないので、徐々にひどくなっていきます。」となります。
(これで皆さん悩んでいるのですよね?)

当院にいらっしゃる肩こりの方はたいていは「数十年物」です。
肩こりを自慢しているように聞こえる患者さんもいます(笑)

揉んだり叩いたりしていてはなぜ良くならないのか?
もう結果は出ていますよね。

だって、数十年もそのようなことをしていて段々ひどくなって行っている
わけですから。

特に肩こりのひどい方は思い返してみてください。
最初からそんなにひどい肩こりだったのですか?

今が「100」のひどい肩こりだとしましょう。
でも、最初は「10」くらいだったのではないですか?

それが時間が経つとともに、10が20になって、20が40になって、
と酷くなっていきませんでしたか?

これには理由があるのです。


次回に続く m(__)m